山中健 (数学者)とは? わかりやすく解説

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山中健 (数学者)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/07 03:38 UTC 版)

山中 健(やまなか たけし、1931年10月10日[1] - )は、日本数学者で日本大学名誉教授。

人物

東京府東京市王子区(現在の東京都北区)で出生[1]。東京都立第九中学校(現在の東京都立北園高等学校)から東京大学に進学し、理学部数学科を1955年に卒業。

1955年に立教大学理学部数学科に助手として就職。1964年に助教授に昇進したが、1967年に武蔵工業大学の一般教養課程の教授に転進。1972年には日本大学理工学部数学科教授となり、定年となる70歳まで勤めた[1]

2011年6月15日、同年4月29日付での瑞宝中綬章受章が決定[2]

著書

  • 『線形位相空間と一般関数』共立出版社、1966年
  • 『変分学入門』(福原満洲雄と共著)朝倉書店、1978年
  • 『フレッシェ微分の理論とその応用』東海大学出版会、1992年

訳書

  • イヴァン・ヴィノグラードフ『整数論入門』(三瓶与右衛門と共訳)共立出版社、1959年
  • サージ・ラング『ラング現代の解析学』(上坂洋司、御前憲広と共訳)共立出版社、1981年
  • J. アダマール『偏微分方程式 - コーシー問題と双曲型線形偏微分方程式』(福原満洲雄、相沢貞二と共訳)共立出版社、1997年

脚注

  1. ^ a b c 山中先生退任紹介 日本大学理工学部数学科同窓会
  2. ^ ■春の叙勲受章者発表される 本学関係者は9人 - nu-press e-NEWS(日本大学新聞会、2011年8月4日)。本年の春の叙勲は東日本大震災のために、通常の4月29日から6月に発表が延期となった[1]



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