居なりとは? わかりやすく解説

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い‐なり〔ゐ‐〕【居成り】

読み方:いなり

動き感じられないこと。そのままの状態にあること。

今日見れば花も杉生(すぎふ)になりにけり風は—に吹くと見れども」〈散木集・六〉

奉公人年季があけても、そのまま奉公続けること。また、その奉公人重年(ちょうねん)。《 春》

「この春も盧同(ろどう)が男—にて/史邦」〈猿蓑

役者2年以上にわたって同一の座に出演すること。また、その役者

「—、新下り、総座中残らず罷り出て」〈根無草・二〉

遊女同一の郭(くるわ)に勤め続けること。また、その遊女

「—にゐれば、借銭も先づ其のぶん」〈浄・女腹切〉

居抜き」に同じ。

「この紙屋借宅(しゃくたく)を—に買ひ求めけるに」〈浮・桜陰比事・四〉


居なり

読み方:イナリinari

年季切れた後、再び来期奉公人として勤めること

季節

分類 人事



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