小野猛とは? わかりやすく解説

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小野猛

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/04 06:37 UTC 版)

小野 猛(おの たけし、1890年明治23年)4月18日[1] - 1962年昭和37年)5月9日[2])は、日本逓信官僚

経歴

大分県に百津民次郎の二男として生まれ、小野薫の養子となった[1]1914年大正3年)、高等文官試験に合格し、翌年に東京帝国大学法科大学独法科を卒業した[1]。逓信書記・岡山郵便局長、逓信事務官、同書記官・管船局庶務課長、同海員課長、同監理課長、高等海員審判所審判官、熊本逓信局長、管船局長・高等海員審判所長、逓信次官を歴任した[1][3]

1939年(昭和14年)に退官した後は、日本発送電株式会社副総裁、樺太石炭鉱業株式会社取締役、北海道石炭株式会社相談役、電気協会などを務めた[3]。その後、船舶運営会総裁に就任した[2]

戦後、逓信次官と日本海運報国団長のため、公職追放となった[4]

脚注

  1. ^ a b c d 日本官界名鑑 1936.
  2. ^ a b 『「現代物故者事典」総索引 : 昭和元年~平成23年 1 (政治・経済・社会篇)』日外アソシエーツ、2012年、p.307。
  3. ^ a b 人事興信録 1943.
  4. ^ 総理庁官房監査課 編『公職追放に関する覚書該当者名簿』日比谷政経会、1949年、490頁。NDLJP:1276156 

参考文献

  • 日本官界情報社編『日本官界名鑑 昭和十二年版』日本官界情報社、1936年。 
  • 人事興信所編『人事興信録 第14版(上)』人事興信所、1943年。 
先代
寺井久信
船舶運営会総裁
1944年 - 1945年
次代
内田茂



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