小野操とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 小野操の意味・解説 

小野操

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/12 01:03 UTC 版)

小野 操
選手情報
国籍 日本
競技 陸上競技
種目 走高跳
大学 慶應義塾大学
生年月日 (1908-05-27) 1908年5月27日
生誕地 日本 栃木県
編集 

小野 操(おの みさお、1908年5月27日 - 故人[1])は、日本の陸上競技選手(走高跳)。慶應義塾大学在学中に[2]1932年ロサンゼルスオリンピックで男子走高跳に出場した[3]

経歴

現在の栃木県佐野市出身[1]。旧制佐野中学校(現在の栃木県立佐野高等学校・附属中学校)から慶應義塾大学に進む[4]

1928年(昭和3年)、旧制佐野中学校出身者が設立した「佐野スパルタ倶楽部」(SAC) の創設に参加。「佐野スパルタ倶楽部」の名称は、小野がイギリスのアキレス・クラブ英語版にちなんでつけたという[4]

1929年(昭和4年)に神宮競技大会で優勝(1m83)したのを皮切りに、1930年代前半にかけて各種大会の走高跳種目で活躍。1930年日本学生陸上競技対校選手権大会では優勝(1m94)、同年の極東選手権大会では日本代表として出場し3位(1m91)。

1932年(昭和7年)、日本陸上競技選手権大会男子走高跳種目で優勝(1m89)[5]

1932年ロサンゼルスオリンピックで男子走高跳に出場[3]。7位(1m90)の成績を残した(当時の入賞は6位まで)[4]

1947年、佐野スパルタ倶楽部を再興し、戦後初代の会長となる[4]

記念

  • 佐野陸上競技選手権大会(栃木陸上競技協会)には小野操杯がある。

関連項目

脚注

  1. ^ a b 【葉月の八】「今日まで、そして明日から」”. 佐野SAC Circle-JUVY. 2021年3月13日閲覧。
  2. ^ 中澤 2010, 41頁.
  3. ^ a b Misao Ono Olympic Results”. Sports Reference LLC. 2020年4月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年12月26日閲覧。
  4. ^ a b c d 四季の風 ―乗って、向かって、横からうけて―」 第12回”. 佐野SAC Circle-JUVY (2010年12月8日). 2021年3月13日閲覧。
  5. ^ 過去の優勝者・記録 男子400m”. 日本陸上競技連盟. 2021年3月13日閲覧。


参考文献




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「小野操」の関連用語

小野操のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



小野操のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの小野操 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS