小田菜摘 (クライミング)とは? わかりやすく解説

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小田菜摘 (クライミング)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/16 14:59 UTC 版)

おだ なつみ

小田 菜摘
生誕 小田 菜摘
(2008-03-23) 2008年3月23日(17歳)
大阪府
国籍 日本
職業 クライミング選手
活動期間 2012年 -
団体 大阪府山岳連盟
影響を受けたもの 中貝次郎
活動拠点 大阪府堺市
身長 163 cm (5 ft 4 in) (2024年現在)[1]
受賞 2023年世界ユース選手権優勝
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小田 菜摘(おだ なつみ、2008年3月23日 - )は、日本の女子クライミング選手。

経歴

2008年3月23日、生まれる。4歳のときクライミングを始める[1]

2020年4月1日堺市立泉ヶ丘東中学校入学[2]

2020年10月、富山県南砺市で行われた第8回リードユース日本選手権南砺大会の「ユースC女子 リード」で優勝[3]

2021年11月、茨城県鉾田市で行われた第1回ユースフューチャーカップの「ユースC女子 リード」で優勝。「ユースC女子 ボルダー」で第5位[4]

2022年5月、南砺市で行われた第10回リードユース日本選手権南砺大会の「ユースB女子 リード」で優勝[5]

2022年8月、テキサス州ダラスで行われた IFSC 世界ユース選手権 ダラス 2022 の「ユースB女子 ボルダー」で第2位[6]

2022年10月、第77回国民体育大会のスポーツクライミング競技会「少年女子 リード」で優勝[7]。小田穂香とチームを組み「少年女子 リード(チーム)」で優勝[8]、「少年女子 ボルダリング(チーム)」で第5位[9]

2023年4月、大阪府立東百舌鳥高等学校入学[10]

2023年5月、南砺市で行われた第11回リードユース日本選手権南砺大会の「ユースB女子 リード」で優勝[11]

2023年8月、ソウルで行われた IFSC 世界ユース選手権 ソウル 2023 の「ユースB女子 リード」で優勝。「ユースB女子 ボルダー」で第3位[12]

2023年10月、小田穂香とチームを組み、鹿児島県南さつま市で行われた特別国民体育大会の「少年女子 リード」で優勝。「少年女子 ボルダリング」で第2位[13]2024年3月13日には大阪府吉村洋文知事を表敬訪問している[14]

2024年5月、岩手県盛岡市岩手県営運動公園で行われた[15]第12回リードユース日本選手権いわて盛岡大会の「ユースA女子 リード」で優勝[16][注釈 1]

2024年10月、山東省泰安市で行われた IFSC クライミング アジア選手権 泰安 2024 の「女子 リード」で第3位[17]

2024年12月、埼玉県加須市の加須市民体育館で行われた第15回全国高等学校選抜スポーツクライミング選手権大会[注釈 2]で優勝[10]

2025年5月、佐賀県多久市で行われた第13回リードユース日本選手権多久大会の「U19女子 リード」で優勝[18]。4連覇(第10回から)および通算5回目(第8回+第10回から第13回)の優勝により、大会史上最多を更新した[19]

人物

2024年現在の活動拠点は大阪府堺市のナカガイクライミングジム。オーナーの中貝次郎がコーチを務める。5歳のころこのジムに通い始めたが、中貝によると「とてもやんちゃな子」だった。外部の岩場に登りに行くときは必ず先頭を歩いており、「隊長」と呼ばれていた[1]

脚注

注釈

  1. ^ 3連覇および通算4回の優勝はいずれも女子としては大会史上最多タイである
  2. ^ 種目はリードのみ

出典

  1. ^ a b c Honda 2024, p. 3.
  2. ^ 第77回国民体育大会 2022, p. 51.
  3. ^ 第8回リードユース日本選手権南砺大会”. 公益社団法人日本山岳・スポーツクライミング協会. 2025年6月14日閲覧。
  4. ^ 第1回ユースフューチャーカップ”. 公益社団法人日本山岳・スポーツクライミング協会. 2025年6月14日閲覧。
  5. ^ 第10回リードユース日本選手権南砺大会”. 公益社団法人日本山岳・スポーツクライミング協会. 2025年6月14日閲覧。
  6. ^ IFSC 世界ユース選手権 ダラス 2022”. 公益社団法人日本山岳・スポーツクライミング協会. 2025年6月14日閲覧。
  7. ^ 第77回国民体育大会 2022, p. 25.
  8. ^ 第77回国民体育大会 2022, p. 42.
  9. ^ 第77回国民体育大会 2022, p. 44.
  10. ^ a b climbers-web.jp 2024.
  11. ^ 第11回リードユース日本選手権南砺大会”. 公益社団法人日本山岳・スポーツクライミング協会. 2025年6月14日閲覧。
  12. ^ IFSC 世界ユース選手権 ソウル 2023”. 公益社団法人日本山岳・スポーツクライミング協会. 2025年6月14日閲覧。
  13. ^ 燃ゆる感動かごしま国体 スポーツクライミング競技~成績一覧~”. 公益社団法人日本山岳・スポーツクライミング協会 (2023年10月10日). 2025年6月16日閲覧。
  14. ^ 大阪府知事を表敬訪問〈スポーツクライミング競技リード優勝・少年女子〉”. 一般社団法人大阪府山岳連盟. 2025年6月16日閲覧。
  15. ^ 小田菜摘、小俣史温が4度目V【リードユース日本選手権2024】”. excite.co.jp (2024年6月6日). 2025年6月16日閲覧。
  16. ^ 第12回リードユース日本選手権いわて盛岡大会”. 公益社団法人日本山岳・スポーツクライミング協会. 2025年6月14日閲覧。
  17. ^ IFSC クライミング アジア選手権 泰安 2024”. 公益社団法人日本山岳・スポーツクライミング協会. 2025年6月14日閲覧。
  18. ^ 第13回リードユース日本選手権多久大会”. 公益社団法人日本山岳・スポーツクライミング協会. 2025年6月14日閲覧。
  19. ^ 小田菜摘が大会史上初の4連覇、5度目V【リードユース日本選手権2025】”. climbers-web.jp. 株式会社ソル・メディア (2025年5月18日). 2025年5月20日閲覧。

参考文献

外部リンク




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