小田亮 (動物行動学)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2025/07/07 13:37 UTC 版)
小田 亮（おだ りょう、1967年 - ）は、日本の動物行動学者、名古屋工業大学大学院工学研究科教授[1][2]。専門は自然人類学、比較行動学[1][3]。ヒトの利他行動の進化をテーマとし、その背景にある認知的な基盤を実験的に探求している[4]。また、様々な認知バイアスが持つ進化的な機能や、その構造の解明も目指している[4]。
来歴
徳島県出身[2][3]。東京大学大学院理学系研究科生物科学専攻博士課程を修了し、博士 (理学) の学位を取得[2]。京都大学霊長類研究所の教務職員、名古屋工業大学の講師などを経て現職に至る[2]。
著書
単著
共編著
訳書
- ティム・バークヘッド著、松本晶子共訳『乱交の生物学: 精子競争と性的葛藤の進化史』新思索社、2003年。
- D.C. ギアリー著『心の起源: 脳・認知・一般知能の進化』培風館、2007年。
出典
- ^ a b “小田 亮 (Ryo Oda) - マイポータル - researchmap”. researchmap.jp. 2025年7月5日閲覧。
- ^ a b c d “小田亮 | 著者プロフィール | 新潮社”. www.shinchosha.co.jp. 2025年7月5日閲覧。
- ^ a b “名工大 小田研究室 - 小田亮”. sites.google.com. 2025年7月5日閲覧。
- ^ a b “名工大 小田研究室 - 研究内容”. sites.google.com. 2025年7月5日閲覧。
外部リンク
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