小玉重夫とは? わかりやすく解説

小玉重夫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/15 13:27 UTC 版)

小玉 重夫
こだま しげお
人物情報
全名 小玉 重夫
生誕 小玉 重夫
(1960-04-14) 1960年4月14日(65歳)
日本秋田県南秋田郡飯田川町(現・秋田県潟上市
国籍 日本
出身校 東京大学大学院教育学研究科博士課程修了
配偶者 小玉亮子
学問
研究分野 教育学
研究機関 白梅学園大学
学位 博士(教育学)
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小玉 重夫(こだま しげお、1960年4月14日 - )は、日本教育学者。専門は、教育哲学、アメリカ教育思想、戦後日本の教育思想史[1]白梅学園大学学長東京大学名誉教授

来歴

1960年秋田県南秋田郡飯田川町(現・潟上市)生まれ[1]。1986年、東京大学法学部政治学科卒業[2]、1993年、同大学大学院教育学研究科博士課程単位取得満期退学[2]。学部時代は佐々木毅、大学院時代は堀尾輝久汐見稔幸らに師事した。1998年2月、博士教育学)を取得[2]

1997年、慶應義塾大学教職課程センター専任講師[2]、2001年4月、お茶の水女子大学大学院人間文化研究科助教授[2]、2006年12月、同教授[2]。2008年、東京大学大学院教育学研究科准教授[2]。2009年、同教授[2]。2017-2019年、教育学研究科長・教育学部長[2]2024年4月、白梅学園大学学長[3]東京大学名誉教授。

妻は、教育学者でお茶の水女子大学大学院教授の小玉亮子。

主要な著書

  • 『教育改革と公共性 ボウルズ=ギンタスからハンナ・アレントへ』(東京大学出版会、1999年)
  • 『シティズンシップの教育思想』(白澤社、2003年)
  • 『教育と政治 戦後教育史を読みなおす』(共著、勁草書房、2003年)
  • 『キーワード 現代の教育学』(共著、東京大学出版会、2009年)
  • 『教育学をつかむ』(共著、有斐閣、2009年)
  • 『教育史入門』(共編、放送大学教育振興会、2012年)
  • 『教育思想史で読む現代教育』(共著、勁草書房、2013年)
  • 『学力幻想』(筑摩書房、2013年) ISBN 4480067191
  • 『難民と市民の間で―ハンナ・アレント『人間の条件』を読み直す』(現代書館、2013年)
  • 『シティズンシップ教育』(放送大学教育振興会、2026年)

訳書

  • 『「教育」の社会学理論』(バジル・バーンステイン著、共訳、法政大学出版局、2000年)
  • 『カール・マルクスと西欧政治思想の伝統』(ハンナ・アーレント著、共編訳、大月書店、2002年)
  • 『学びへの学習』(ジェリー・ギル著、共訳、青木書店、2003年)
  • 『グローバル化・社会変動と教育』第二巻(J-A.ディラボーほか著、共編訳、東京大学出版会、2012年)

出典

  1. ^ a b 児玉重夫氏 講演会”. 秋田県. 2025年8月15日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i 「小玉重夫教授略歴・研究業績一覧」『研究室紀要』第50巻、東京大学大学院教育学研究科基礎教育学研究室、2024年3月、29-40頁、doi:10.15083/0002010295 
  3. ^ 学長ごあいさつ”. daigaku.shiraume.ac.jp. 白梅学園大学. 2025年8月15日閲覧。

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