小楠公御墓所とは? わかりやすく解説

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小楠公御墓所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/01 13:33 UTC 版)

小楠公御墓所
所在地 大阪府四條畷市雁屋南町27-5
位置 北緯34度43分57.03秒 東経135度38分11.63秒 / 北緯34.7325083度 東経135.6365639度 / 34.7325083; 135.6365639座標: 北緯34度43分57.03秒 東経135度38分11.63秒 / 北緯34.7325083度 東経135.6365639度 / 34.7325083; 135.6365639
形状 供養塚
規模 小碑との木2本
築造時期 15世紀前半
被葬者 楠木正行
特記事項 大阪府指定文化財
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「贈従三位楠正行朝臣之墓」と記された碑。明治11年に建てられたもので、大久保利通の揮毫(きごう)による

小楠公御墓所(しょうなんこうごぼしょ)は、大阪府四條畷市にある南北朝時代南朝の将、楠木正行の墓。

墓所のある場所は、楠木正行が正平3年/貞和4年(1348年)に四條畷の戦いで自害した地。現住所表記では四條畷市雁屋南町27番5号。正行の父楠木正成明治政府によって「大楠公」(だいなんこう)として神格化されたのに伴い、遺志を継ぎ命を落とした嫡男・正行も「小楠公」(しょうなんこう)として崇められるようになり、「忠君愛国」の象徴のひとつとされた。この墓所が、後に四條畷神社別格官幣社)創建や府立中学校設立(現・大阪府立四條畷高等学校)に関与する。

墓所の入り口には、右手に「忠」、左手に「孝」を刻んだ石柱があり、敷地内には「楠公父子訣別之所」と記された“墓石”、「贈従三位楠正行朝臣之墓」(原文のまま、大久保利通自筆)と記された碑と、そしてクスノキの巨木(樹齢600年、大阪府指定天然記念物)がある。

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脚注

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