小さな目撃者 (1970年の映画)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/27 10:26 UTC 版)
| 小さな目撃者 | |
|---|---|
| Eyewitness | |
| 監督 | ジョン・ハフ |
| 脚本 | ロナルド・ハーウッド |
| 原作 | マーク・ヘブデン |
| 製作 | ポール・マスランスキー |
| 製作総指揮 | アーヴィング・アレン |
| 出演者 | マーク・レスター |
| 音楽 | フェアフィールド・パーラー ヴァン・ダー・グラフ・ジェネレーター |
| 撮影 | デイヴィッド・ホームズ |
| 編集 | ジェフリー・フット |
| 配給 | |
| 公開 | |
| 上映時間 | 92分 |
| 製作国 | |
| 言語 | 英語 |
『小さな目撃者』(ちいさなもくげきしゃ、原題:Eyewitness)は、1970年制作のイギリスのサスペンス・スリラー映画。マーク・レスター主演。マーク・ヘブデン(ジョン・ハリス)の小説(原題・訳題とも同じ)を原作とする。
あらすじ
地中海に浮かぶある小さな島に灯台守の祖父と姉のピッパ、家政婦と4人で暮らしている11歳のジギー少年は空想癖があり、皆を困らせていた。
ある日、島に某国の大統領がやって来た。その歓迎パレードをピッパと一緒に見に行ったジギーは、人ごみを避けて特等席になりそうなビルに入り込み、パレードを見物していた。
すると突然、1発の銃声が轟き、大統領が倒れた。暗殺事件が起きたのだ。驚いたジギーは次の瞬間、隣の部屋で太った警官が銃を構えているのを目撃、しかも逃げる途中で彼と目が合ってしまった。ジギーは大統領暗殺犯の唯一の目撃者となってしまったのだ。
何とか逃げおおせたジギーは事の次第を姉たちに話すが、いつもの空想癖と見なされて、相手にされない。
一方、暗殺犯はジギーを必死に探し回っていた。やがて、ジギーに命の危険が忍び寄る…。
キャスト
| 役名 | 俳優 | 日本語吹替 |
|---|---|---|
| テレビ朝日版 | ||
| ジギー | マーク・レスター | 内海敏彦 |
| アームストロング | ライオネル・ジェフリーズ | 西村晃 |
| ピッパ | スーザン・ジョージ | 松金よね子 |
| ガレリア警部 | ジェレミー・ケンプ | 家弓家正 |
| トム | トニー・ボナー | 津嘉山正種 |
| 不明 その他 |
福山象三 京田尚子 小川真司 冨永みーな 若本紀昭 大木民夫 阪脩 藤本譲 西川幾雄 徳丸完 宮下勝 作間功 郷里大輔 鳳芳野 |
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| 演出 | 小林守夫 | |
| 翻訳 | 森田瑠美 | |
| 効果 | 遠藤堯雄 | |
| 調整 | 平野富夫 | |
| 制作 | 東北新社 | |
| 解説 | 淀川長治 | |
| 初回放送 | 1979年2月18日 『日曜洋画劇場』 |
|
備考
本作とのタイアップ広告の件で、日本での配給元である大映第一フィルムとロッテが主演のマーク・レスターと協同企画に訴えられ、1976年9月29日に東京地裁で謝罪広告を出すことを命じる判決が下された[1]。
脚注
関連項目
外部リンク
- Sudden Terror (1970) - STUDIOCANAL(英語)
- 小さな目撃者 - allcinema
- 小さな目撃者(1971) - KINENOTE
- Eyewitness - オールムービー(英語)
- Eyewitness - IMDb(英語)
- 小さな目撃者 (1970年の映画)のページへのリンク