モーツァルト:小さなジグ ト長調
英語表記/番号 | 出版情報 | |
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モーツァルト:小さなジグ ト長調 | Eine kleine Gigue G-Dur K.574 | 作曲年: 1789年 出版年: 1792年 初版出版地/出版社: Artaria |
作品解説
1789年に作曲された。この年には、モーツァルトの最後の2つのピアノ・ソナタ、K. 570の変ロ長調やK. 576のニ長調も作曲されている。また、デュポールのメヌエットによる変奏曲K. 573もこの年に作曲された。
跳躍音程と2度や3度の音程の組み合わせにより、躍動的なラインが紡ぎ出されている。このラインが左手により低音域で示され、その上声で右手が和音を響かせるところは、心地よい響きの充実感が付与されている。そして、左右のユニゾンで突き進むかのように、曲を閉じる。
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