宿駅と近世の穂坂路
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/25 14:23 UTC 版)
宿駅には龍地宿(山梨県甲斐市龍地)があり、龍地からは南西に分岐し、志田村(甲斐市志田)において甲州街道に接続する街道が分岐する。年未詳武田家朱印状写(「竜地区有文書」)によれば武田氏は龍地宿に対して諸役免除がなされている。この文書は奉者の跡部勝資が「大炊助」を名乗っていることから、天正7年(1579年)頃であると推定されている。また、「織田信長禁制写(「龍竜地区有文書」によれば、武田氏滅亡後の天正10年4月にも織田信長が龍地宿に対して禁制を出している。 江戸時代には沿道に位置する湯村温泉が甲府近郊の温泉場として栄えた。
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