客観的実在と主観的実在
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/14 12:43 UTC 版)
「主体と客体」の記事における「客観的実在と主観的実在」の解説
主観と客観を論じるにあたっては、いくつかの伝統的な用語法が用いられている。多くの哲学者は、客観的実在という用語を、意識から独立して存在している事物を指すために用いている。これに対して、主観的実在とは、広い意味での意識に依存する事物を意味する。例えば、知覚されている色や音は、それらが意識作用に服している限りにおいて実在する。この他にも、とりわけ幸福や悲嘆などの感情は主観的実在であると考えられる。
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