定常過程のゆらぎの定理
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/06/29 00:44 UTC 版)
「ゆらぎの定理」の記事における「定常過程のゆらぎの定理」の解説
多くの場合、ゆらぎの定理は上記のような「ある遷移過程における順過程と逆過程のエントロピー生成率の関係」を指すが、定常状態におけるエントロピー生成率の大偏差性質についての定理も「ゆらぎの定理」と呼ばれることがある。これらを区別するため、前者を「遷移過程のゆらぎの定理」、後者を「定常過程のゆらぎの定理」と呼ぶこともある。 定常過程のゆらぎの定理は以下で表される。 lim t → ∞ 1 t ln P ( σ ¯ ( t ) = A ) P ( σ ¯ ( t ) = − A ) = A {\displaystyle \lim _{t\to \infty }{\frac {1}{t}}\ln {\frac {P({\bar {\sigma }}(t)=A)}{P({\bar {\sigma }}(t)=-A)}}=A}
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