官人としての刀禰
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/21 17:59 UTC 版)
初め令制における主典(さかん)以上の官人の総称として用いられ、そこから里長や坊令等を指すようにもなった。京では保(ほう)(現在の「小字」に相当)の行政や警察を行う「保刀禰」という役職があった。大和地方では在地領主たちの盟主(代表)に対して「刀禰」の名称が使われ、広瀬大忌祭・竜田風神祭などの古い神事に代表として参加した。伊賀地方では「郷(里)刀禰」という長が存在した。
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