安藝守様御難事
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/22 00:28 UTC 版)
(あきのかみさまごなんじ) 初出:『中央公論』2004年9月号 あらすじ 14代安芸守・茂勲(もちこと)は、老いた御側役に「斜籠(はすかご)の稽古をする」と言われるままに、広敷から夜盗のごとく逃げる稽古をさせられていた。目的が分からない茂勲は、11代将軍・家斉公の息女で、かつて曾祖父に嫁した末姫様こと通称・御住居(おすまい)様に話を聞くことにする。御住居様は、斜籠については詳しく言えぬと言い、ただただおいたわしいとさめざめと泣くばかり。謎は恐怖へと変わり、茂勲はますます不安を募らせるが、側役から真夜中に老中の屋敷で斜籠を披露下されと言われる。分かったふりをして事に臨もうとするが、果たして斜籠の儀とは……。
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