安倍首相の意向による日銀体制の改革
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/20 09:01 UTC 版)
「白川方明」の記事における「安倍首相の意向による日銀体制の改革」の解説
自民党の安倍晋三総裁は、2012年(平成24年)11月に、インフレ目標2%を達成するまで、無制限な金融緩和をすべきと選挙公約し、政権を取ると直ちに、これまでの白川日銀とは大きく路線の違う量的金融緩和を日銀に実行させた。これらにより、急速に円高が是正され、野田佳彦が衆議院解散を表明してから、5ヵ月で20円の円安が進んだ。また、株価も急速に改善し、2013年(平成25年)5月15日には、5年4ヵ月ぶりに日経平均株価が15,000円台を回復した。また、安倍は大胆な金融緩和のために、日銀総裁・副総裁の人事にも大きな影響力を行使した(#白川退任後の日銀体制)。
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