媽祖信仰について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/18 08:26 UTC 版)
「媽祖」は、北宋時代に実在した福建省・林氏の娘であり、生まれて1か月も泣き声をあげなかったため、『林黙娘』と名付けられたが、小さいころから才知に長け、10歳のころには朝晩の念仏を唱えるようになるなどした。 28歳のときの9月9日、修行を終えて天に召され神になり、海上を舞い難民を救助する姿が見られたとされ、人々は媽祖祖廟を始めとする様々な媽祖廟を建て護国救民の神として祀るようになり、その神通力は国中に知られることとなって歴代の皇帝も諡号で敬意を表するようになった。 その後、航海を守る海の神のみならず、自然災害や疫病・戦争・盗賊などから護る神として中華民国・台湾のほか華僑が住む世界各地で信仰されている。
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