女高師体育館
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/03 02:01 UTC 版)
「広島女子高等師範学校」の記事における「女高師体育館」の解説
広島女高師の体育館は、山中高等女学校の創立50周年記念事業としてRC造・鉄骨トラス平屋建ての体育館として同校校地内に築造され、1937年12月竣工したものであり同校では唯一の鉄筋建造物であった。1945年4月、山中高女を母体とした女高師の設立に伴い同校の体育館として使用された。原爆被災時には爆心地から1.66㎞に位置しており、外壁は残ったものの爆風で屋根の大半がはぎ取られ、窓ガラスも吹き飛ばされた。また直後の火災により外郭は保ったものの、内部は全焼し鉄骨トラスは変形した。このため詳細な時期は不明だが戦後ほどなくして解体された。
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