女道化師
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/15 23:02 UTC 版)
「クジラの子らは砂上に歌う」の記事における「女道化師」の解説
白い道の王国の過去を描く「光の隣 壁の空」で先王を毒殺した真犯人。実は後に宮廷道化師となった国王の異母弟とは父親の違う姉弟である。隣国出身で、売られて宮廷道化師となった母親が冤罪で投獄された末に病死して遺髪が送られてきたため、自ら道化師となって宮廷に入り込んで憎い先王を殺した。わざと国王を挑発して牢獄に赴いて見知った顔の侍従の少年と同室になる。しばらくして彼の出自を打ち明けられ、自身の知らぬところで生れ落ちた異父弟であることと先王を自身が殺したことで彼を冤罪で牢獄に送り込んでしまったことを知る。命を司る“天の光”に弟の敬愛が国王に届くことを祈り、石化して牢獄の石壁と融合した。
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