奥道後ゴルフクラブとは? わかりやすく解説

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奥道後ゴルフクラブ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/13 22:57 UTC 版)

奥道後ゴルフクラブ
奥道後ゴルフクラブの入口(2025年7月
所在地 日本
愛媛県松山市八反地乙102
概要
開業 1975年
設計 阿部恒夫
運営者 奥道後ゴルフ観光株式会社
コース

OUT IN
HOLE PAR YARD HOLE PAR YARD
1 4 390 1 4 365
2 3 200 2 5 523
3 4 430 3 4 389
4 4 440 4 3 177
5 5 490 5 5 550
6 4 375 6 4 455
7 4 345 7 3 150
8 3 160 8 4 390
9 5 500 9 4 375
36 3330 36 3374

その他
公式サイト 【公式サイト】四国松山の名門ゴルフ場 奥道後ゴルフクラブ
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奥道後ゴルフ観光株式会社
種類 株式会社
本店所在地 日本
799-2203
愛媛県今治市大西町新町甲945番地
設立 1994年
業種 サービス業
事業内容 ゴルフ場の経営
造園及び緑化事業
果樹園の経営
園芸用樹木、草木類及び園芸用材料の販売
代表者 代表取締役 森 克司
資本金 99,000千円
従業員数 80名(2024年3月21日現在)
主要株主 新来島どっく
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奥道後カントリークラブ(おくどうごカントリークラブ)は、愛媛県松山市八反地にあるゴルフ場である。新来島どっくグループの奥道後ゴルフ観光が運営を行っている。

概要

来島どっくを率いていた坪内寿夫小説家柴田錬三郎のために造ったゴルフコースである[1]。坪内寿夫は柴田錬三郎の大ファンであり、度々招いていたが、柴田錬三郎は数日で帰省していた。柴田錬三郎が「ゴルフ場があったら……」と話したのを受け、瀬戸内の海を見下ろす奥道後の山々を切り拓いてゴルフ場を整備した[1]

瀬戸内海を望む丘陵地に立地しており、コースは丘陵コースとなっている。銘木を各ホールに配した名門ゴルフ場として知られている[2]

来島どっくの中核施設の一つであったが、1980年代の円高・ドル安や三光汽船の倒産で経営が悪化し、来島どっくグループは解体。来島どっく解体後は、旧グループの資産管理会社の来島興産が引き継いだ後に、1991年日本債券信用銀行の関連会社である東明地所に約150億円で売却された[3]1993年には坪内寿夫の側近が代表を務める奥道後リゾートがホテル奥道後と共に買収した[3]。その後は奥道後国際観光の関連会社である奥道後ゴルフ観光が運営を行っていたが、2012年新来島どっくが奥道後ゴルフ観光を買収し傘下に収めた[2]

コース情報

  • 開場日 - 1975年6月8日
  • 設計者 - 阿部恒夫
  • 面積 - 115万㎡
  • コースタイプ - 丘陵コース
  • コース - 18H、パー72、6,694ヤード、コースレート:71.3
  • グリーン - ベント1グリーン
  • 練習場 - 300ヤード、12打席
  • 休場日 - 無し

クラブ情報

アクセス

脚注

  1. ^ a b "再建王"坪内寿夫 柴田錬三郎のためにゴルフ場を造成(2ページ目) - デイリー新潮、2025年2月24日閲覧。
  2. ^ a b 『愛媛新聞』2012年8月23日朝刊、「奥道後ゴルフ売却へ ホテル奥道後の債務弁済に充当 新来島どっくに」
  3. ^ a b 『愛媛新聞』1993年1月9日朝刊「ホテル奥道後とゴルフ場 坪内氏系企業に売却へ」
  4. ^ a b c 奥道後ゴルフクラブ(愛媛県) - ゴルフダイジェスト社、2025年2月25日閲覧。

関連項目

外部リンク




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