奉公袋と大山雪中行軍
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/29 06:54 UTC 版)
奥田は福知山連隊司令官在職中、軍人が出征する場合の必需品を袋に入れて用意しておくように訓示した。この袋を「嗜袋」と称していたが、これが陸軍大臣・田中義一の知るところなり、在郷軍人に同様の準備を行うよう処置した。これが軍人が入営する際広く使われた「奉公袋」である。また奥田は連隊長在任中、師団長から雪中行軍の研究を命じられ、伯耆大山登攀計画を立案した。地元の未曾有の無謀企図とする反対にも関わらず、自ら参加して計画を無事成功に導いている。この成功は大正天皇の上聞に達した。
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