奈良国立博物館所蔵の懸仏
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 04:42 UTC 版)
これらの懸仏は1929年(昭和4年)に流出し、そのうちの2面が21世紀には奈良国立博物館に所蔵されていることが確認されている。 菩薩像懸仏 1466年(文正元年)の銘があり、上山寺所有のとして1916年(大正5年)『京都府史蹟勝地調査會報告』第1冊で報告されたものと一致する。旧塩田コレクションと称されるもののひとつで、銅造、径30.1センチメートル。 聖観音像懸仏 1367年(貞治6年)の銘と「宇川庄上山寺」の銘があり、上山寺に奉納されたものであることが確認できる。旧塩田コレクションと称されるもののひとつで、銅造、径33.7センチメートル。
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