太極拳の開祖伝説
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/13 05:14 UTC 版)
少林寺で修行した張三丰は、その後に武当山にこもって修行し、道教の吐納法(呼吸法)や導引術(心身鍛錬法)などを合わせた内家拳を編み出した、とされる。少林寺で修行したことなどは、事実を明確に検証する学問である考証学の祖と言われた黄宗羲の子、黄百家が書した「内家拳法」の冒頭に下記のように書かれている。 「自外家至少林其術精矣張三峯既精於少林復従而飜之是名内家得其一二者已足勝少林王征南先生従學於單思南而獨得其全」( 自ら外家の少林に至り、其の術精なり。張三峯既に少林に精し、復た従いてこれを翻し、これに名づけて内家と為す。その一二を得れば、すでに少林に勝つに足る。 王征南先生は単思南に従ひて学びて独りその全てを得たり)
※この「太極拳の開祖伝説」の解説は、「中国武術」の解説の一部です。
「太極拳の開祖伝説」を含む「中国武術」の記事については、「中国武術」の概要を参照ください。
- 太極拳の開祖伝説のページへのリンク