太初 (漢)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/10/20 15:27 UTC 版)
太初(たいしょ)は、中国、前漢の武帝の治世に使われた元号。紀元前104年 - 紀元前101年。元年夏5月に太初暦への改暦が行われ、元封7年を太初元年とした。
太初暦では、それまでの顓頊暦の10月歳首を正月歳首に改めたので、太初元年は前年の10月から12月までの15月間存在することになった。また、それに干支(十干十二支)をあてはめた。
出来事
干支について
太初元年については以下の4種がある[1]。
西暦との対照表
| 太初 | 元年 | 2年 | 3年 | 4年 |
| 西暦 | 前104年 | 前103年 | 前102年 | 前101年 |
| 干支 | 諸説あり | 戊寅 | 己卯 | 庚辰 |
注
関連項目
- 太初 (曖昧さ回避) - 他王朝の同名の元号を含む。
| 前の元号 元封 |
中国の元号 前漢 |
次の元号 天漢 |
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