大石徳四郎奨学財団
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その後は、大石徳四郎奨学財団の理事長へ就任し、地元出身の実業家である大石徳四郎の寄金を基に奨学金を運営していた。この財団は、設立以来、大東町出身の大学生48人、高校生188人に奨学金を支給し、有為な若者らの学費を援助してきた。 しかし、バブル景気後の失われた十年以降においては、超低金利政策が採られたこともあり利回りが低迷し、寄金の運用に限界が生じていた。そのため、大倉は理事会を招集し財団の解散を決定し、掛川市立大東図書館に本を寄贈するなどしたうえで解散した。なお、解散に際しては、財団の清算人から、掛川市に対して2200万円を寄付している。また、この財団の活動に対し、掛川市は篤行表彰を授与している。
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