大球性貧血

デジタル大辞泉

だいきゅうせい‐ひんけつ〔ダイキウセイ‐〕【大球性貧血】

読み方：だいきゅうせいひんけつ

貧血の分類の一。赤血球が通常よりも大きくなっている貧血。赤血球ができる過程に何らかの異常が疑われる。巨赤芽球性貧血などでみられる。→小球性貧血 →正球性貧血

血液用語辞典

大球性貧血 ( macrocytic amemia )

ビタミンＢ12欠乏、葉酸（ようさん）欠乏、骨髄異形成（こつずいいけいせい）症候群、肝障害などが疑われる貧血のタイプ。大球性貧血のなかには、消化管でのがんが疑われるものもあり、このような場合には、骨髄穿刺検査が行われます。