大玉キャンベル(石原早生)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/23 08:37 UTC 版)
「キャンベル・アーリー」の記事における「大玉キャンベル(石原早生)」の解説
キャンベル・アーリーの芽条変異で、4倍体品種である。1915年(大正4年)石原助市により発見された。石原早生とも呼ばれ、巨峰の親として有名である。果房は、大型の円筒形であり、やや花流れ性がある。果粒の形は円形で、大きさは7~9gである。糖度は15~16度である。極めて早熟で、成熟すると紫黒色に着色する。果皮は厚く、果皮と果肉の分離はよい。肉質は軟らかく、多汁である。香りは強いラブルスカ香がする。脱粒しやすく、日持ち、輸送性は弱い。樹勢は中の上で、それほど徒長しない。適湿な肥沃地が適地で、乾燥地は好まない。耐病性、耐寒性は強い。
※この「大玉キャンベル(石原早生)」の解説は、「キャンベル・アーリー」の解説の一部です。
「大玉キャンベル(石原早生)」を含む「キャンベル・アーリー」の記事については、「キャンベル・アーリー」の概要を参照ください。
- 大玉キャンベルのページへのリンク