大河原 - 橋とは? わかりやすく解説

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大河原橋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/08 09:51 UTC 版)

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大河原橋
基本情報
日本
所在地 京都府相楽郡南山城村
交差物件 木津川
建設 1945年
座標 北緯34度46分12.3秒 東経135度59分7.8秒 / 北緯34.770083度 東経135.985500度 / 34.770083; 135.985500
構造諸元
形式 沈下橋(潜没橋)
材料 花崗岩
全長 95.3m
3.6m
関連項目
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式
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大河原橋(おおかわらはし)とは、京都府相楽郡南山城村木津川に架かる。「恋路橋」とも呼ばれている。全長95.3m、幅員3.6mで、増水時に水没して隠れる沈下橋(潜没橋)である。

概要

  • 種別 - 道路橋
  • 形式 - 沈下橋(潜没橋)
  • 橋長 - 95.3m
  • 幅員 - 3.6m
  • 着工 - 1944年昭和19年)1月
  • 完成 - 1945年(昭和20年)

沿革

戦前の頃、木津川が流れる現在の南山城村では南大河原と北大河原を結ぶ渡し船が運航されていた。渡し船は南大河原から北大河原にある大河原駅などへ向かう際に必要であったため、南大河原の村民は無料で利用することができ、その他の利用者は1回2銭の運賃を支払ったという記録が残っている。戦時中には亜炭を大河原駅へ運搬するために架橋計画が持ち上がり、沈下橋(潜没橋)の構造が採用され、1944年1月に着工した。橋の材質は村内の採石場で取れた柳生花崗岩で、長さ約4.4m、幅0.5m、厚さ約0.5mの延石が120本使用され、1945年に竣工した。1966年には上流に高山ダム建設に伴う公共補償協定で永久橋の大河原大橋が建設され、大河原地区両岸を結ぶ重要な役割は明け渡した。しかしながら2013年現在も現役の橋として供用され続けている。

年表

周辺

参考文献

  • 南山城村史編さん委員会 『南山城村史 本文編』 2005年3月、pp.10,559-561。

関連項目




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