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大村謙二郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/30 05:16 UTC 版)

大村 謙二郎(おおむら けんじろう、1947年 - )は、日本都市工学者工学博士筑波大学名誉教授。専門は土地利用計画、市街地整備、都市計画史、都市住宅政策。

略歴

1947年11月に兵庫県洲本市で生まれる。1971年に東京大学工学部都市工学科卒業し、同年から計量計画研究所都市計画研究室研究員、1977年から東京大学工学部都市工学科助手、1984年~1985年に建設省建築研究所第一研究部建設経済研究室長、1985年から同研究所第六研究部都市開発研究室長を歴任した。1994年に筑波大学社会工学系教授に就任し、1999年~2001年に同大学社会工学研究科長、2003年~2004年に東京大学社会科学研究所教授を併任した。2004年から筑波大学大学院システム情報工学研究科教授(社会システム工学専攻)を務める。2012年3月をもって同大学を退職し、同大学名誉教授となる。

諸活動

1974年~1976年にドイツ学術交流会の給費留学生としてカールスルーエ大学都市計画の研究に従事し、1984年に『ドイツにおける19世紀後半の都市拡張への対処と近代都市計画の成立』で東京大学より工学博士の学位を取得した。また都市住宅学会会長、日本都市計画学会常務理事、日本建築学会会員、日本不動産学会会員を歴任した他、東京都住宅政策審議会委員、埼玉県都市計画審議会委員などの自治体政策に参画した。

受賞

著書

  • 『近代都市計画の百年とその未来』(共著、日本都市計画学会、1988年)
  • 『現代の都市法』(共著、東京大学出版会、1993年)
  • 『協議型まちづくり』(共著、学芸出版社、1994年)
  • 『分権社会と都市計画』(共著、ぎょうせい、1999年)
  • 『都市計画の地方分権』(共著、学芸出版社、1999年)
  • 『日本の都市法Ⅰ構造と展開』(共著、東京大学出版会、2001年)
  • 『現代都市法の新展開-持続可能な都市発展と住民参加-』(共著、東京大学社会科学研究所、2004年)

参考文献

先代
高木英明
筑波大学社会工学研究科長
1999年 - 2001年
次代
金子守



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