大峰炭鉱・従業員暴動事件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 13:56 UTC 版)
「古河機械金属」の記事における「大峰炭鉱・従業員暴動事件」の解説
古河鉱業(現・古河機械金属)の大峰炭鉱(福岡県田川郡添田町)で、1944年3月13日、日本の統治領であった朝鮮(当時)からの朝鮮人労務者1名が、入坑前の身体検査で窃盗および逃走の嫌疑をかけられ、日本人の炭鉱指導員5名により炭鉱事務所へ連行され暴行を受け、同日死亡した。これを知った他の朝鮮人労務者らが炭鉱事務所へ押し寄せ、その場にいた日本人指導員らへ暴行、更に事務所や寮の器物を損壊する等の暴動事件へと発展した。 その後、十数名の古河鉱業関係者が逮捕され、このうち日本人3名と朝鮮人2名が起訴された。
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