大山日ノ丸証券とは? わかりやすく解説

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大山日ノ丸証券

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/09 20:47 UTC 版)

大山日の丸証券株式会社
種類 株式会社
本社所在地 680-0841
鳥取県鳥取市吉方温泉3丁目101番地
設立 1957年10月10日
業種 金融商品取引業
代表者 加生弘憲 (代表取締役社長)
資本金 2億1500万円
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大山日の丸証券株式会社(だいせんひのまるしょうけんかぶしきがいしゃ)は鳥取県鳥取市に本社を置く日本の証券会社

概要

1957年に大山証券株式会社を設立。1997年に大山証券と日の丸証券株式会社が合併し、現在の社名となった[1]

2009年には鳥取市に本社を置くカドヤ証券株式会社から事業を譲渡され、豊岡支店を開設。岡山県倉敷市に本社を置く北田証券株式会社を経営統合し、倉敷支店を開設した[1][2][3]

2024年10月に石川県金沢市に本社を置く今村証券などの地場証券で構成するコンソーシアムに加入した[4]。コンソーシアムの連携で実施された中小・ベンチャー企業の育成事業は内閣府内閣官房が選定する2024年度の地方創生に資する金融機関等の特徴的な取組の一つとして取り上げられ、コンソーシアムを構成する5社連名で2025年3月に地方創生担当大臣から表彰された[5][6]

沿革

  • 1957年 - 大山証券株式会社設立
  • 1966年 - 倉吉支店開設
  • 1990年 - 米子支店開設
  • 1997年 - 大山証券株式会社と日ノ丸証券株式会社が合併、社名を大山日ノ丸証券株式会社とする
  • 2009年 - カドヤ証券株式会社より事業を譲り受けて、豊岡支店開設
  • 2013年 - 北田証券株式会社より事業を譲り受けて、倉敷支店開設

市況黒板

倉敷市の美観地区となる倉敷川沿いにある北田証券の旧本店前には黒板が掲示してあり、2016年からTwitter上で市況が手書きで書かれていることが話題になった。北田証券時代から市況などが手書きされており、2019年時点では、事業を受け継いだ大山日ノ丸証券倉敷支店ではなく、北田証券の元社長が個人的に執筆していた。地域住民からの存続を求める声を受けてのもので、2019年時点では観光名所のようになっていた[7]

出典

  1. ^ a b 会社情報”. 大山日の丸証券株式会社. 2025年5月10日閲覧。
  2. ^ “大山日ノ丸証券と北田証券、経営統合へ”. 日本経済新聞. (2012年10月29日). https://www.nikkei.com/article/DGXNASFB29012_Z21C12A0EB2000/ 2025年5月10日閲覧。 
  3. ^ “大山日ノ丸証券が採用拡大 高齢者向け対面営業強化”. 日本経済新聞. (2022年10月27日). https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC113LN0R11C22A0000000/ 2025年5月10日閲覧。 
  4. ^ “今村証券の共同事業体、鳥取地場証券が加入 会員5社に”. 日本経済新聞. (2024年10月23日). https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC237ST0T21C24A0000000/ 2025年5月10日閲覧。 
  5. ^ 地方創生に資する金融機関等の特徴的な取組事例”. 内閣官房新しい地方経済・生活環境創生本部事務局、内閣府地方創生推進事務局. 2025年5月10日閲覧。
  6. ^ 令和6年度「地方創生に資する金融機関等の『特徴的な取組事例』」地方創生担当大臣による表彰のお知らせ”. 大山日の丸証券株式会社. 2025年5月10日閲覧。
  7. ^ 令和になっても手書きで奮闘 倉敷の「市況黒板」めぐる意外なドラマ”. Jタウンネット (2019年8月14日). 2025年5月6日閲覧。



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