大伴柴田臣
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/21 02:29 UTC 版)
陸奥国柴田郡の豪族である。『続日本紀』神護景雲3年(769年)3月13日紀に「柴田郡の人、外従八位下大伴部福麻呂に、姓を大伴柴田臣と賜う」と載せ、また延暦18年(799年)3月紀に「陸奥国柴田郡外少初位下大伴部人根等に、姓を大伴柴田臣と賜う」など見える。 大伴という氏名を氏の冒頭につけているが、その臣姓を賜ったことと、阿倍柴田臣の柴田氏が阿倍氏配下の称である丈部であり、のちに阿倍の称を賜ったことを見れば、大伴柴田氏も阿倍臣と同族である膳大伴部の族ではないかと考えられる。そうであれば、古くは阿倍柴田臣と同族であったのではないかとも考えられる。
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