夏姫との出会い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/05 09:50 UTC 版)
紀元前598年、楚の荘王は、陳の君主となった夏徴舒の乱に乗じて、これを攻め滅ぼした。その際に、夏徴舒の生母で絶世の美女である夏姫を手に入れ、これを妾にしようとしたが、巫臣は「わが君は夏徴舒を罪を問うてこれ討伐されたのに、その母の夏姫を迎え入れれば色を貪り美人を得るための戦いであったことになります」と諌めたので荘王も思いとどまった。すると将軍の子反(中国語版)(公子側、荘王の弟)が夏姫を娶ろうとしたが、巫臣は「夏姫は不吉です。叔父を死なせ、霊公を弑し、その子である夏徴舒を殺害させ、孔寧と儀行父を出奔させ、陳を滅ぼしました」と諫めたので子反も思いとどまった。
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