壁訴訟

デジタル大辞泉

かべ‐そしょう【壁訴訟】

読み方：かべそしょう

《「かべぞしょう」とも》

１ 訴えかける相手もいないのに、不平をつぶやくこと。また、陰で苦情を言うこと。

「婆さんは…知らぬ人にも夫の—をする」〈鴎外・雁〉

２ 遠回しに当てこすること。聞こえよがしに言うこと。

「お鉄は折々母親に（晴着ガナイノデ姉ノ所ニ行ケナイト）—の愚痴を吐(こぼ)す」〈紅葉・二人女房〉

歴史民俗用語辞典

壁訴訟

読み方：カベソショウ（ｋａｂｅｓｏｓｈｏｕ）

遠まわしに不平を訴えること。

隠語大辞典

壁訴訟

読み方：かべそしょう

1. 遠まはしに密告又は讒訴すること。聞えよがしに語ること、壁に対して独言するの意。

分類 東京

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「壁訴訟」の例文・使い方・用例・文例

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