塩嶺御野立公園
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/13 07:11 UTC 版)
塩尻峠はかつての中山道が通っており、諏訪盆地(岡谷市側)と松本盆地(塩尻市側)を繋いでいる。現在の国道20号は標高1000m付近で峠を越えているが、1889年(明治22年)以前の旧中山道は国道20号よりも北寄りの1055m地点を通っていた。 1880年(明治13年)6月24日に明治天皇が巡幸の際に旧塩尻峠に立ち寄っており、翌25日には塩尻市内の旧本山宿の行在所に宿泊しており、それを記念して旧峠付近は「塩嶺御野立公園」として展望台などが整備されている。 この展望台からは諏訪湖や富士山、南アルプス、八ヶ岳連峰を望み(「関東の富士見百景」)、野鳥も多いことから「日本の音風景100選」(塩嶺の小鳥のさえずり)にも選出されている。
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