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堀由紀子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 13:36 UTC 版)

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堀 由紀子(ほり ゆきこ、1940年 - )は、日本の実業家、新江ノ島水族館館長、日本ユネスコ国内委員会委員[1][2]

人物・経歴

1940年、藤井丙午の娘として生まれる。政治家・藤井孝男(丙午の三男)の姉[3]

1947年、立教女学院小学校へ入学。1959年、立教女学院高等学校卒業。1963年、立教大学社会学部卒業[1]。大学ではモダンジャズソサイアティ同好会を作るとともに、立教大学英語会(ESS)で活動した[3]。大学在学中の1962年に、日活御曹司、堀雅彦と結婚する[3]

1974年、義父の堀久作(元日活社長)が残した株式会社江ノ島水族館の代表取締役社長に就任する[1][2]

1986年、株式会社江ノ島水族館館長を兼任[1]

1994年、立教大学経済学部教授の大橋英五(のちの総長)に水族館の概要を教える講義の依頼を受ける。水族館が日本に定着して1世紀余りになり、水族館は文化の一つとして多くの人々に受け入れられる一方で、水族館の本来の在り方や、飼育技術の状況、自然教育の姿勢を纏めた著作はあまりない状況であった。そうした中で、この機会に学問としての「水族館学」を纏めてみることにし、大学での講義を受け持った。講座名は「水族館概要」であった[3]

2004年、株式会社江ノ島マリンコーポレーション代表取締役会長、新江ノ島水族館館長、岐阜県世界淡水魚園水族館館長、独立行政法人海洋研究開発機構監事[1]

2006年、日本ユネスコ国内委員会委員[1]。2012年、公益財団法人 山階鳥類研究所評議員[1]

人生の恩師は小田急電鉄社長を務めた利光達三。利光は、同じ立教大学出身で、利光が大学の校友会会長に就任した際、女性代表の副会長として堀を指名し、副会長に就任すると、全国8ブロックある校友会の集いに同行し、利光の経営者としてのリーダーシップを間近で学ぶこととなった[3]

孫が通う立教女学院の後援会会長も務めた[3]

主な著書

  • 『水族館のはなし』岩波書店(1998年8月)
  • 『生命を見る・観る・診る』慶應義塾大学出版会(2007年9月)共著
  • 『水族館へようこそ』神奈川新聞社(2008年5月)

脚注

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