城堀川
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/08 05:17 UTC 版)
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城堀川(じょうぼりがわ)は、群馬県沼田市を流れる利根川水系の準用河川[1]。滝坂川とも[2][3]。
城堀川(滝坂川) | |
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2022年3月に撮影された城堀川。撮影地点は沼田市街地から東に3kmほど離れた地点である。
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水系 | 利根川水系 |
種別 | 準用河川 |
河口・合流先 | 薄根川 |
流域 | ![]() |
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概要
群馬県沼田市白沢町高平で用水を集め、国道120号の北側を西へ向かって流れる。横塚町付近で新滝坂川と分流し、その後も西へ進み沼田城跡(沼田公園)付近で薄根川に合流する。途中、国道120号線の拡幅工事によって一部は埋め立てられ、城堀川緑地となっている[4]。
春に地元中学生による清掃が行われている[5]。
歴史
城堀川は自然に形成された川ではなく、独特の地形により水には恵まれなかった沼田に用水確保のために造られた人工の川である。沼田氏が約12km離れた白沢川より開鑿(かいさく)を行い用水確保を図った。その後、真田信之が不足しがちな用水確保のため川場村地内からも水を引き、二代真田信吉の代で白沢用水と川場用水とを併せて城堀川を完成させた[6]。
景色
城堀川には所々に遊歩道が整備されており、桜やアジサイなどが植えてあるため、季節おりおりの美しい景色を見ることができる [7]。
アクセス
関連項目
出典
脚注
- ^ “水系模式図6 利根川(吾妻川合流より上流域)”. 群馬県 (2024年12月2日). 2025年6月8日閲覧。
- ^ “滝坂川 8303031030 利根川水系 地図”. 国土数値情報河川データセット (2009年). 2025年6月8日閲覧。
- ^ “沼田の水を考える会”. 沼田市 (2016年10月4日). 2025年6月8日閲覧。
- ^ “施設案内 城堀川緑地(第二管理区)”. 沼田市 (2025年4月16日). 2025年6月8日閲覧。
- ^ 沼田藩 [@numata_han] (2016年5月25日). "東京新聞:歴史ある城堀川を清掃 沼田東中の生徒と住民ら:群馬(TOKYO Web)". X(旧Twitter)より2020年4月21日閲覧。
- ^ 沼田市|真田街道ガイド2019年12月27日閲覧
- ^ [1]2019年12月27日閲覧
- 城堀川のページへのリンク