型割り線
射出成形、型鍛造などの金型の固定型と、可動方を開いて取り出された成形品の表面には、金型の分割面のあとが線となって残っている。一般にこの固定型と、可動型の分割間をパーティングライン(型割り線) という。パーティングラインは成形品の形状、寸法および離型性などを考慮して決定されるが、品質上、パリ、すれ、かじり、ぐいちなどの不具合点にも留意し、設計がなされる。とくに射出成形品は表面品質に大きく影響するので、製品設計段階から考慮する必要がある。
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