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坂田公夫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/26 04:07 UTC 版)

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さかた きみお
坂田 公夫
生誕 (1947-01-06) 1947年1月6日
日本
死没 (2017-07-18) 2017年7月18日(70歳没)
出身校 上智大学理工学部機械工学科卒業
上智大学大学院理工学研究科機械工学専攻修了
職業 宇宙航空研究開発機構JAXA)元理事・総合技術研究本部長
SKYエアロスペース研究所元所長
受賞 瑞宝小綬章
日本ガスタービン学会論文賞
科学技術庁長官
日本可視化情報学会賞
日本ガスタービン学会功労賞

坂田 公夫(さかた きみお、1947年1月6日 - 2017年7月18日)は、日本の研究者宇宙航空研究開発機構JAXA)元理事・総合技術研究本部長。SKYエアロスペース研究所元所長。

人物・経歴

1969年上智大学理工学部機械工学科卒業[1]。1972年上智大学大学院理工学研究科修士課程機械工学専攻修了、工学修士[1]。同年4月、科学技術庁(現・文部科学省航空宇宙技術研究所(NAL)原動機部入所[2]。1980年米国スタンフォード大学研究員[2]。1984年科学技術庁宇宙企画課課長補佐[2]。1997年次世代超音速機プロジェクトセンター長としてSSTプロジェクトを立ち上げ、2005年小型超音速飛行実験に成功[2]。2005年より宇宙航空研究開発機構JAXA)理事総合技術研究本部長兼航空プログラム統括リーダ[2]。2009年株式会社IHI顧問(航空宇宙事業本部)[2]。2012年SKYエアロスペース研究所所長[2]。2014年株式会社超音速機事業企画代表取締役社長[2]。専門はエンジン内部流体、ジェットエンジンシステム、次世代超音速機のシステム技術[3]

長年の航空分野の研究功績が認められ、平成29年度春の叙勲瑞宝小綬章を授与された[4]。ほかに、1982年日本ガスタービン学会論文賞、1992年科学技術庁長官賞、2000年日本可視化情報学会賞、2002年日本ガスタービン学会功労賞などの受賞がある[1]

2017年7月18日午前2時40分、かねてより病気療養中であったが虎ノ門病院にて逝去[5]。享年70歳[5]。葬儀は、同年7月20日、四谷聖イグナチオ教会マリア聖堂にて執り行われた[5]

脚注

  1. ^ a b c 坂田公夫 基本情報 researchmap 2020年4月30日閲覧
  2. ^ a b c d e f g h これまでの主な経歴・役職 SKYエアロスペース研究所 2020年4月30日閲覧
  3. ^ 宇宙への夢を語ろう!「第20回JAXAタウンミーティング」 in 那覇の開催について 宇宙航空研究開発機構(JAXA) 2020年4月30日閲覧
  4. ^ 坂田公夫が平成29年度春の叙勲で瑞宝小綬章を受章 SKYエアロスペース研究所 2020年4月30日閲覧
  5. ^ a b c 訃報 SKYエアロスペース研究所 2020年4月30日閲覧



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