地表ステレオ撮像装置 (SSI)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/08 07:22 UTC 版)
「フェニックス (探査機)」の記事における「地表ステレオ撮像装置 (SSI)」の解説
アリゾナ大学により新たに取り付けられた SSI (Surface Stereo Imager) は探査機の主たるカメラとなるものであり、失敗したマーズ・ポーラー・ランダーに備わっていたものの改良版である。2 m の高さからみた探査機の着陸した北極の風景をステレオ画像で映し出すと期待されている。 マーズ・パスファインダーで用いられたカメラより高解像度であり、1,024×1,024 ピクセルのCCDイメージセンサと12枚のフィルターにより、可視光や赤外光の様々なバンドの光での撮影が可能である。また、狭いバンドを用いて太陽光の吸収から大気中のエアロゾルや水蒸気の状態が評価される。
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