園基衡

美術人名辞典

園基衡

読み方：その　もとひら

江戸中期・後期の公卿・華道家。第十七代青山流生花の祖。園基香の子。元名基望。仕えて正二位大納言に至る。天明６年に落飾し法名を澄観といった。著書に『活花手引』がある。寛政６年（1794）歿、74才。

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園基衡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2025/03/07 08:54 UTC 版)

凡例 園 基衡
時代	江戸時代
生誕	1721年8月30日（享保6年7月8日）
死没	1794年6月7日（寛政6年5月10日）
改名	園基望
別名	園基持
官位	正二位、権大納言、参議
氏族	園家
父母	父親：園基香 母親：高倉永重の娘
妻	高倉永房の娘
子	園基村、園基理、杲観（三条実顕猶子）、女子（千家俊秀室）、保香（高野隆古嗣）、女子（石野基棟室）、女子（六角光通室）
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園 基衡（その もとひら、1721年8月30日（享保6年閏7月8日） - 1794年6月7日（寛政6年5月10日））は、江戸時代の公家。権大納言。参議。華道家。園家17当主。青山流第17代家元。初名は園基望。別名は園基持^[1]。

生涯

権大納言・園基香の子として生まれる。母は高倉永重の娘。1759年（宝暦9年）に権大納言、1762年（宝暦12年）に正二位となる。青山流生花の家元で、「活花手引草」を手掛けた。1786年9月23日（天明6年9月2日）に出家した^[2][3]。

1794年6月7日（寛政6年5月10日）、死去。享年74。著作に「京極宮家和歌短冊帖」がある^[2]。

系譜

• 父親：園基香
• 母親：高倉永重の娘
• 正室：高倉永房の娘
  • 園基村
  • 園基理
  • 杲観 - 三条実顕猶子
  • 女子 - 千家俊秀室
  • 保香 - 高野隆古嗣
  • 女子 - 六角光通室

脚注

1. ^ 1973年,名著出版『系図纂要』
2. ^ ^{a b} 1988年,続群書類従完成会『公卿諸家系図』
3. ^ 1983年『弁官補任』

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