国頭朝致とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 国頭朝致の意味・解説 

国頭朝致

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/24 01:48 UTC 版)

国頭親方朝致(くにがみうぇーかたちょうち、? - 1635年7月27日)は、琉球王国官僚。唐名は向鶴齢(しょう かくれい)を名乗った。元の名乗りは国頭重信(くにがみじゅうしん)[1]

向氏大宜見殿内と称される貴族家系の家祖である。浦添朝師の子、浦添朝利の兄にあたる。1622年三司官に選ばれた[2]

尚豊王1633年、国頭と喜友名親雲上をへの冊封使として派遣した。国頭はこの際、薩摩による琉球征伐以前と同じく、貢期を3年に2回とすることへの許可を求め、崇禎帝により了承された[3][1][4] 。2年後、国頭は帰路で重病を患い、福建省にて没した[3]

脚注

  1. ^ a b "Kunigami Chōchi." Okinawa konpakuto jiten (沖縄コンパクト事典, "Okinawa Compact Encyclopedia").
  2. ^ 中山王府相卿伝職年譜 向祐等著写本”. 2017年9月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年6月27日閲覧。
  3. ^ a b 中山王府相卿伝職年譜 向祐等著写本”. 2017年9月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年6月27日閲覧。"中山王府相卿伝職年譜 向祐等著写本". Archived from the original on 2017-09-02. Retrieved 2017-06-27.
  4. ^ Chūzan Seifu, vol.8
公職
先代
豊見城盛続
三司官
1622 - 1635
次代
浦添朝利



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  国頭朝致のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「国頭朝致」の関連用語

1
与那原良応 百科事典
18% |||||

2
与那原良暢 百科事典
18% |||||

3
与那原良頭 百科事典
18% |||||

4
伊江朝叙 百科事典
18% |||||

5
伊舎堂盛元 百科事典
18% |||||

6
伊舎堂盛富 百科事典
18% |||||

7
伊野波盛平 百科事典
18% |||||

8
勝連盛祐 百科事典
18% |||||

9
小禄良和 百科事典
18% |||||

10
小禄良恭 百科事典
18% |||||

国頭朝致のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



国頭朝致のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの国頭朝致 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS