国際地震センター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/07 20:59 UTC 版)
国際地震センター(こくさいじしんセンター、International Seismological Centre / ISC[1])は、イギリスに設置されている非政治的・非営利的な機関である。世界中の地震の観測情報を集積しており、全世界で発生した地震の震源などのデータを集めている[2]。1964年に設立した。前身は「国際地震サマリー(ISS)」であり、1918年-1963年に全世界で発生した地震の震源を報告している[3]。世界中にある62の研究所や実務団体などによって資金支援を得て運営されている。アメリカ地質調査所(USGS)の地震情報センター(NEIC)と協力して国際地震観測点のデータベースを作成などもしている。全世界の地震観測データを収集して、統一基準に基づく解析により全球地震活動データセットを作成し、各国の地震業務や研究を行う機関に提供している[4]。
- ^ 金尾政紀「南極・昭和基地における遠地地震の検知率 -1987~2007-」『南極資料』第54巻第1号、国立極地研究所、2010年3月、 11-31頁、 doi:10.15094/00009521、 ISSN 0085-7289、 NAID 120005510460。
- ^ “気象庁 Japan Meteorological Agency”. www.jma.go.jp. 2021年3月27日閲覧。
- ^ http://www.histeq.jp/kaishi_26/HE26_101.pdf 古川信雄、「[講演要旨] プレート境界である、ミャンマーのサガン断層近傍のM7クラス歴史地震(1918年以降)の震源再決定によるサガン断層の地震履歴」 (PDF) 歴史地震研究会
- ^ 国土交通省
- 1 国際地震センターとは
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