国別の事例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/05 03:41 UTC 版)
「プレミア (政府の長)」の記事における「国別の事例」の解説
この言葉はフランス語ので首相を意味する"Premier ministre"に由来し、premierは第一を意味するラテン語prīmāriusに由来する。このためいくつかの国では首相の正式な官職名であるprime ministerの略称として用いられている。 中華人民共和国においては首相にあたる国務院総理の英語訳としてpremierが用いられることが多い。 イギリスの海外領土うち五地域(バミューダ、ケイマン諸島、モンテセラト、タークス・カイコス諸島、イギリス領バージン諸島が政府の長の官職名としてpremierを用いている。 premierはまたカナダやオーストラリア、南アフリカなどにおいて地方政府の長の官職名として用いられている。 チェコの首相のチェコ語における官職名は"Premiér"であるため英語ではpremierの訳を当てることもある。 クロアチアとセルビアの首相の正式官職名はセルボクロアチア語でpredsjednik vlade(政府主席)の意であるがpremijerと通称されることが多い。 イタリアの首相の正式官職名は閣僚評議会議長だが非公式には"Premier"と呼ばれる。 "Premier"は通常政府の長であって国家元首ではない。
※この「国別の事例」の解説は、「プレミア (政府の長)」の解説の一部です。
「国別の事例」を含む「プレミア (政府の長)」の記事については、「プレミア (政府の長)」の概要を参照ください。
- 国別の事例のページへのリンク