固体ロケットブースタ SRB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/29 08:42 UTC 版)
「H-IIロケット」の記事における「固体ロケットブースタ SRB」の解説
日産自動車(後のIHIエアロスペース)が開発した大型の固体ロケットブースタのSRBを2本使用する。分離方式確認のためにTR-Iロケット(その後TR-IAロケットに発展)が開発された。1基70.5tの内、59tを占めるポリブタジエン系コンポジット固体燃料により、1,560kN(海面上)×2基の推力を生み出し、94秒間程燃焼した後は数秒後に分離投棄される。比推力は273秒(真空中)であり、可動式ノズルによって姿勢制御を行なう。打ち上げ能力向上のためSRBを6本使用する構想もあった。
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