回分式と連続式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/02/16 23:53 UTC 版)
反応器への原料投入と生成物回収の仕方により、反応器は回分式(別名バッチ式)と連続式に大別できる。 回分式とは、投入、反応、回収の工程が順番にひとつずつ行われ、それらをセットとして回数として数えられる反応器である。実験室における多くの反応器、フラスコやビーカーはこれに当たる。 一方、連続式とは、投入、反応、回収を全て同時に行い、操作に途切れ目のない反応器である。卑近な例で説明をすると、バスタブに水を張り、そこに水を注ぎながら同時に栓を抜いた状態をさす。工業的には圧倒的にこちらのほうがよく用いられる。
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