四方漁港
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/05 13:24 UTC 版)
四方漁港(よかたぎょこう)は、富山県富山市四方港町にある第1種漁港である[1]。四方港(よかたこう)とも呼ばれている[2]。
概要
江戸時代は八重津港(やえづこう)とも呼ばれていて[2]、富山城下への魚類集散地として栄えていた[1]。
1934年(昭和9年)から1943年(昭和18年)にかけて東防波堤、西防波堤が築造され、伏木 - 北海道 - 樺太(現・サハリン)航路の寄港地および大消費地富山を控えた漁港(鮮魚の行商人が県内最多)として賑わった[2]。以降第1 - 5次整備計画までに、修築事業、改修事業等により、岸壁、物揚場、荷捌き施設(1949年(昭和24年)建設[3])、防波堤、道路等が整備され、漁港施設が整えられた[1]。
1951年(昭和26年)7月28日に漁港指定(農林省告示第270号)され、1964年(昭和39年)7月18日に漁港管理者の指定(富山県告示第531号)がなされた[1]。
漁船の大型化と施設の老朽化に対応するため、第8次整備計画以降、外郭施設の整備、係留施設、泊地の整備などを順次実施している[1]。
周辺
- 国道415号
- 八重津浜海水浴場
出典
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