和解交渉の合意と暫定国民政府の終了
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「ソマリア暫定国民政府」の記事における「和解交渉の合意と暫定国民政府の終了」の解説
2004年1月29日、ケニアナイロビの和平交渉にて、暫定国民政府は暫定憲章の改正に合意。2月8日、暫定国民議会もこれを了承。ただし、この改正に反対する勢力もある程度見られたことから、IGADは、この改正に基づく新政府が2004年7月までに作られなければならないと警告。なお、ソマリ愛国運動(英語版)のモハメド・モルガンは、この改正に合意せず。 2004年8月22日、新しい制度に基づく議会、すなわち暫定連邦議会が発足し、暫定国民議会は終了した。ただしアブディカシム暫定大統領は、議会の宣誓式に欠席。 2004年10月10日、暫定連邦議会により、暫定大統領投票が行われた。暫定国民政府大統領のアブディカシムも立候補したが、第1回投票での得票は275票中の15票に留まり、落選した。新暫定大統領にはアブドゥラヒ・ユスフが当選した。これにより、暫定国民政府は完全に終了した。
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