名古屋市立大学病院 患者データ紛失事件
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「名古屋市立大学病院」の記事における「名古屋市立大学病院 患者データ紛失事件」の解説
2012年(平成24年)5月23日、名古屋市立大学病院は内科病棟医長で助教の男性医師(当時44歳)が延べ582人分の患者の名前や病名などが記録された個人情報が入った私物のUSBメモリーを紛失したと発表した。この内科医は、自宅などで作業をするためメモリーを小銭入れに入れて持ち歩いていたが、同月21日に小銭入れからなくなっていることに気づいた。メモリーには2011年(平成23年)度の内科の入院患者189人分の病名、入退院日など、外来患393人分の病名、生年月日、内服薬の種類などが記録されていた。同病院では個人データを持ち出す際にはパスワードを設定することにしているが、医師は外来患者分にパスワードを設定していなかった。同病院は患者に謝罪した。
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