各種の模本
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/12 09:20 UTC 版)
著名な模本としては、身延33代日亨の『御本尊鑑』(1712年頃)、村上有信『妙宗先哲本尊鑑』(1884年)がある。佐渡一谷妙照寺にも御真筆の複製なるものがあるが、明らかに『妙宗先哲本尊鑑』を元に制作されたものであり、とても複製とは言えない。これらの模本は、曼荼羅の図式を写し取っただけの模式図というべきものであり、日蓮の字体などを正確に写しているとは言えない[要出典]。さらに特異な模本として国柱会の田中智学が自ら書写したものがあり、会員だった作家の宮沢賢治もこの本尊を受けている。これなどは、前出の模本の内容と食い違いがあり、模式図とさえ言えない[要出典]。
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